腰痛は姿勢が大事
腰痛の原因としてまだまだ根強く、現代社会においては腰痛の要因のトップに来るのもそう遠くはないのではと考えられているのが姿勢です。
営業系の仕事であればそれ程心配することはないですが、事務系、IT系などの仕事は 長時間同じ姿勢での仕事を避けられないのです。
椅子に座るということ 自体が余り腰には良くないのです。
そんな状態なのに長時間悪い姿勢で座るとなると、負担の多くは当然腰、肩へと向かいます。
更筋肉をうまく使いこなせていない 場合には一部の筋肉に負担が集中し、ちょっとしたきっかけでゴキッとなるのです。
腰痛に対抗するには筋肉だけではなく常日頃の姿勢にもこだわらないと また同じことを繰り返してしまいます。
正しい姿勢を意識して健康的な毎日を送りましょう。
腰が負担をかける、何か重いものを持った時などに意識する事が多いのではないでしょうか。
ですが、実は腰は皆さんが思っている以上に日常的に重い負担に耐えています。
簡単に言いますと 自分の全体重の1.2~1.4倍程度の重さを立っているだけでも腰はうまく捌いているのです。
立っているだけでこれですから、当然走った際の着地、重いものを持っているとき、中腰のような場合はその何倍とも負担は大きくなっていきます。
腰痛と生活意識
腰痛対策について、今ある生活を見直してみては、というその点に尽きます。
現在、腰を壊してしまっている人、危ないかなと危機感を持っている人などです。
どちらに しても、整体やカイロプラクティック、鍼灸といった施術でもって回復したとしても、 今までの蓄積を生み出してきた生活の中での要素を改善しないと結局は元にもどってしまいます。
一旦吐き出したとしても、また同じペースで蓄積が 始まってしまうからです。
それを防ぐ為にはやはり 根源を絶つしかありません。
それが暮らしの改善であり暮らしの見直しなのです。
今ある暮らしを ちょっと変えるだけで、ちょっとだけ意識を変えるだけでその効果ははっきりと出てきます。
腰に限らず、人間は常に衰え続けています。
それなら少しでも良い状態を維持できれば最良ではないですか。
将来も楽しく暮らしていく 為にも、ほんの少しの気持ちと習慣へのこころがけです。
座ったままで足元の物をとったり、中腰から背中を反らせて物を持ち上げようとしていませんか。
それでは腰痛、椎間板ヘルニアを作ろうとしているようなものです。
ちょっとした力の入れ具合で腰に掛かる負担は全然違います。
立っているだけでも体重以上の重さを支えている腰です。
無理な姿勢から何かを 持ち上げようとすれば、当然何倍もの重さを腰で支えることになります。
腰痛、ヘルニアを避けるためにも、腰に負担の少ない姿勢と共に、 腰に負担の少ない動作を覚えて毎日を過ごしましょう。
急な腰痛への対処
いざ痛みが発生した時の腰痛の治療や対処法、痛みが軽減される姿勢について、捻挫や骨折などの外傷や、細菌感染や関節炎などで腫れてほてりがあるような場合は迷わず冷やすと思いますが、これは腰痛も同じです。
急に腰を捻ったなど急激な力が腰部に加わり痛みが発生した様な、明らかな原因がある急性の腰痛で、激痛や熱感があるような場合は患部を冷やして安静にするべきです。
痛みはあるが激痛ではなく、腫れやほてりもない場合、いわゆる筋疲労から起こる日常的、一般的な腰痛症状や、前途した急性腰痛の症状が治まり、痛みや腫れが落ち着いてきた場合には温める方が良いです。
温める事が良いとされる理由としては、温めることにより筋肉の血行がよくなると、代謝産物は洗い流され、筋緊張も緩和されて筋肉性の腰痛の軽減につながことになります。
血行をよくする方法には、理学療法のなかで温熱療法と言われる治療がありますが、腰痛にはホットパックが最適です。
このホットパックは、病院の理学療法施設や整骨院に行けばまず扱ってますが、最近ではドラックストアーや家庭用品店等でも一般向けに販売されています。
腰痛治療の伝え方
突然腰痛になっても、治療院等でどんな風に腰痛の説明をすれいいのかがわからず、治療に行くことを戸惑ってしまうことがあるのではないでしょうか。
実際、そういった悩みを訴える患者さんの声をよく耳にします。
確かに治療者に対する明確な腰痛の説明となると、どう言葉にすればいいのかが分からず不安になるのもうなずけます。
では、治療をする側が腰痛を訴えて来院された患者さんに対し、どういった事を基準に症状を判断していくのでしょうか。
まず、治療者は、患者さんが来院した時点での表情や姿勢、歩容など全体的なイメージを確認する事で、表面的な患者の状態を把握します。
次に様々な患者の訴えを聞き、症状の本質を特定していく一方で、しぐさや身振りなどの中にも言葉に表せない内面的、心理的な内容を導き出していきます。
そして患者が何を伝えたいのか、治療する側に対し何を求めているのか、また、どんな不安を抱いているのかを明確にしていくのです。
これらを治療者にできる限り正確に伝えられると、診断、治療に際し大変有益なものとなります。
安静時に痛みがあるようなら、内臓器に何らかの異常があるなど我々の施術領域外である事を考慮し、医療機関への受診をお勧めします。
立位や短時間の歩行で臀部痛と下肢痛が出現し、前屈位で一休みすると楽になるようであれば腰部脊柱管狭窄症を疑います。
職業腰痛の課題
職業性腰痛に対する対策は重要な課題のなっています。
作業姿勢により腰への負担が大きく変化します。
リラックスした立位姿勢での腰への負担を基準に考えた時、1日中椅子に座ってデスクワークをしていると、立位姿勢よりもはるかに腰にかかる負担は大きいのです。
事務系の職種に腰痛もちが多いのは、座位姿勢を持続することで腰部の筋緊張が高まり、その状態から何か別の作業を開始すると過大な負担が腰にかかるために起きやすいのです。
車を運転する姿勢では、持続した座位姿勢に加えて腰えの振動なども当然考えられるので、さらに腰痛発現を促進することになります。
また、安静立位姿勢では腰椎椎間板への負担は少ないですが、立位から前屈姿勢、また、中腰姿勢へ移行すると腰への負担が著しく増大します。
したがって、立った状態から何かの作業に移る時には膝を曲げて重心位置を十分に下げて、できる限り腰への負担を軽減させることが大切です。
作業の内容により腰椎の椎間板へかかる負担が著しく異なる事を十分理解して職業性腰痛の予防をしたいものです。
腰痛とデスクワークは切っても切り離せない関係にあるといえます。
デスクワークに従事する人は当然長時間同じ姿勢で座っている事が多く、椎間板にかかる負担が大きいのです。
したがって、事務系の職種の人達は腰痛予防のために椅子に座るいろいろな工夫が必要になってきます。
まず、イスの素材は硬めのものが良いです。
イスの高さは足が床に十分に接するように調節して下さい。
腰掛ける姿勢の基本は腰から背中、頚部にかけては立っている時と同じような姿勢が良いのです。